法華経の題目は琥珀と磁石とのごとし
『法華題目鈔』/
文永3年(1266)45歳
今月の聖語
日蓮聖人が遺した言葉から、「〝今〟をイキイキと生きる智慧」をお伝えする人気メニュー。

『法華題目鈔』/
文永3年(1266)45歳

=お題目の効能=
なんだか今日は気分が沈んでしまうな。学校に行きたくないな。会社に行きたくないな。私たちの日常には思い通りにならないことがあります。
気がつかないうちに自分自身が繰り返してきた思考や行動が元になって、苦しみを生み出すこともあります。ひとつのことにとらわれたり、考えが一方通行になったりして、心も身も疲れ切って動けなくなってしまうこともあります。そんなときこそ、お題目「南無妙法蓮華経」を唱えてみてください。
古来、琥珀は浄化作用があると考えられていました。磁石は鉄を引き寄せます。日蓮聖人はお題目もまた琥珀での浄化や磁石のように私たちの悩みや苦しみを吸い取ってくれると説かれ、「〝南無妙法蓮華経〟と唱えて、それを日常の習慣にしましょう」と仰っています。
どうか気持ちを込めてお題目を唱え、心を取り戻すお題目の効能を味わってください。
◎日蓮聖人ご遺文
『法華題目鈔』
女性信徒に宛てた書簡で、お題目を唱えることの大切さ、法華経の素晴らしさを故事や譬え話を用いて説き、法華経信仰を勧めています。
文永3年(1266)45歳