笑って過ごそうよ
泣いてないかい
怒ってないかい
悲しいことがあるのかい
悔しいことがあるのかい
色々なことがあるのは
生きている証拠さ
泣いたらだめだよ
怒ったらだめだよ
試しに笑ってみようよ
誰でも悔しがっているのさ
思い通りにならない人生に
腹が立っても辛抱しているのさ
今日も笑って過ごそうよ
どんな状況でも送る一日は一日
笑おうよ辛くても悲しくても
今日も笑って過ごそうよ
今日という日を
これは奈良少年院生がが書いた詩です。
確かに過ちは事実として、しっかり受けとめていかねばならないでしょう。自分が情けなくなって泣いたこともあるでしょう。いらいらして周りの人を怒ったこともあるでしょう。そんな自分を見つめ直して、悲しくても、悔しくても泣いてはだめだと言い聞かせています。
どんな気持ちでこの詩を書いたのか思っただけでも涙がこぼれてきます。もう大丈夫。この人はどんな辛いことがあっても、悔しくても、笑って生きていってくれるでしょう。
翻って私自身は日々こんな気持ちで生きているでしょうか? 腹が立てばすぐ怒る、悔しいとすぐ泣く……。まったくなさけないことです。
どんな状況でも送る一日は一日。
笑おうよ辛くても悲しくても、
今日も笑って過ごそうよ……。
心して過ごさねばなりません。