支援
2017.08.25
宗門運動災害復興支援活動報告 「第4回すくすく すこやか 祈りのつどい 活動報告書」
① 活動の名称
『第4回 ☆すくすく すこやか 祈りのつどい☆ 』
② 日程
平成29年6月11日(日曜日) 10:30~14:30
③ 実施場所
福島県いわき市平 大寳寺
④ 主催・共催
主催:マタニティー&ベビーヨーガ ame
共催:大寳寺
⑤ 参加者名
大寳寺 小林智厚上人、法現寺 齋藤幸弥上人
ameの生徒、妊婦、子ども連れの家族(合計 33名)
⑥ 実施内容
【祈りの会】
毎年恒例となっている祈りの会。第1回から参加されている方からは、子どもお守りを頂けるのをとても楽しみにしていて、御祈祷に対しても年々真剣な表情で手を合わせるようになっている。子どもの成長を感じることのひとつという声も。
初めて御祈祷を経験する赤ちゃんなどは、気迫あふれる姿に驚き、泣いてしまう子も居たが、参加者全員で健やかな成長を祈ることができた。今年は大人だけではなく、小さな子どもも真剣に手を合わせている姿がとても印象に残る貴重な時間となった。
参加者全員で一心に自分の子どもを思い祈る姿は「いのちに合掌」を実践しているようだった。
【昼食・交流会】
参加者全員で昼食を取りながら交流会を行った。今年は2歳~小学生までの子どもも多く動きが活発であったが、保育士が見守る中みんな一緒に遊ぶ姿には親も安心し『久しぶりにゆっくり食事が出来嬉しい!!』という声も聞かれた。
今年は夫婦参加や・祖母も一緒に参加されている方も比較的多く、会話の幅も広がりとても楽しそうに食事をしており、笑顔あふれる時間となった。
【小児救命救急講座】
子ども・大人に限らず、全ての方にとっていつ・どんな事が起こるか分からない。そんな時、対処法を実際に学び経験する事で、緊急時に落ち着いて行動することが出来るのではと思い初めて試みた。実際に私も2歳の娘の育児中だが、子どもの動きは予測不可能なことも多い。今回は消防士の方に実際起こる事の多い事故・病気・怪我のことや誤飲の際の対処法。乳児・幼児・大人別の心肺蘇生法。AEDの使用方法。緊急時に救急車を呼ぶまでの方法を教わった。
実際に1年間になくなる子どもの人数を聞いたときは、同じ親として考えさせられる時間となった。
感想・所感
今回4回目となるこの会を通して感じたことは、子どもを授かり産み育てるという事の奇跡と責任ということを考えた
毎日の生活・育児に追われてしまうと余裕がなくなり、大変。どうして?という言葉が頭をよぎる事がある。しかし、子どもを授かる奇跡・一緒に過ごせる時間は尊いものであるということも再認識させてもらうことができた。
自分の子どもに限らず、もし緊急な場面に遭遇した時、今回の経験を活かし対応する事が出来れば、尊い命を救うことに繋がるのでないかと思う。
命の大切さ・親が子を思う気持ちなど、改めて子どもは親にとって宝であり、子どもにとって親は太陽の存在であると感じた。そのためには健康は一番の要であり、心身ともに健康である事を目指しこれからもいろいろな活動を通して皆さんと交流していけるよう努力したい