支援
2015.07.31
宗門運動復興支援活動報告書『すくすく すこやか 祈りのつどい』
① 活動の名称
『第2回 ☆すくすく すこやか 祈りのつどい☆ 』
② 日程
平成27年6月28日(日曜日) 10:30~15:30
③ 実施場所
福島県いわき市平 大寳寺
④ 主催・共催
主催:マタニティー&ベビーヨーガ ame
共催:大寳寺
⑤ 参加者名
大寳寺 小林智英上人、法橋寺 小林智厚上人、法現寺 齋藤幸弥上人
ameの生徒、妊婦、子ども連れの家族(合計 35名)
⑥ 実施内容
【祈りの会】
去年に引き続き参加の方からは、子どもお守りを頂けるのをとても楽しみにしていて、御祈祷に対しても去年とは違いとても興味を示していた。お寺でこのような経験を他の家族の方と共有できることは、毎年の楽しみのひとつです!というお話を聞くことができた。
また、小さい赤ちゃんは初めてのお経に驚いた表情を見せることもあったが、両親の一生懸命に祈る姿・穏やかな表情に安心した様子だった。
宗派を気にし、参加前には不安を抱く方もいたが、参加者全員で一心に自分の子どもを思い祈る姿は、宗派などを越えまさに「いのちに合掌」を実践しているようだった。
【昼食・交流会】
参加者全員で昼食を取りながら交流会を行った。同じ子育てをする親としてだけでなく一人の人として話をしている方も多く『こんな風に大勢で楽しい食事を取ったのは久しぶりで、子どもだけでなく自分も楽しいです!』『子どもがいつもは口にしないものも初めて食べたり、子どもにとっても とても良い刺激になったようです!』という声が多く聞かれた。
また初めて顔を合わせる方も多かったが、参加者の方々は自分の子どもだけでなく互いに協力し子どもを遊ばせたり、面倒を見たりと自然な交流が多く見られとても和やかな時間を過ごすことができた。
【運動・シェイプアップ】
子ども、産前・産後の女性に限らず、全ての方にとって健康は気を付けていることの一つで気になるところ。特に小さいお子さんを持つ親や妊婦の方は、緑が多い自然に触れながら散歩をしたいという気持ちもあるが、未だに放射能の影響を気にする方も少なくない。そんな全ての方の永遠のテーマとも言える健康維持のため、加圧トレーニングの講師をお招きしてストレッチ・シャイプアップを行った。
参加した方からは、『なんとなくやり方は分かるけど、きちんとポイントを押さえることでとても効果を感じた!』『子どもが生まれるとどこかに習いに行くことが難しいが、子どもと一緒に安心して行う事ができ本堂という神聖な場所の空気感が新鮮でした!』『広い場所で子どもものびのびと動き回り楽しかったようで、帰ってからぐっすりでした!』など、とても嬉しい言葉が多く聞かれた。
⑧感想・所感
今回2回目となるこの会を通して感じたことは、安心して子どもを連れて出かけられる場所・交流の場が求められ、子どもだけでなく大人にとっても必要であるということを感じた。参加した方からも『お寺という場所で他の方と同じ時間を共有し、御祈祷や運動を経験できとても楽しい時間を過ごすことが出来た。あっという間に時間が過ぎて驚いています!』という言葉を頂き、有意義な時間を共有出来たのではないかと思う。
また命の大切さ・親が子を思う気持ちなど、改めて子どもは親にとって宝であり、子どもにとって親は太陽の存在であると感じた。そのためには健康は一番の要であり、心身ともに健康である事を目指しこれからもいろいろな活動を通して皆さんと交流していけるよう努力したい。
⑨祈りのつどい風景