宗務院
2015.11.13
第23回世界ジャンボリー報告
日本では44年振りとなる第23回世界ジャンボリ―が、山口県阿知須きらら浜において7月28日から8月8日まで開催されました。162の国と地域からおよそ34,000人が参加しました。
仏教・神道・キリスト教・イスラム教などの各宗教がそれぞれブースを開設し、日々の礼拝所とスカウトたちの心の拠り所として、それぞれが活動を行ないました。日蓮宗スカウト連絡協議会では「いのちに合掌」をテーマにブース前では行き交う方々へ合掌礼をし、また訪れたスカウトには日蓮宗・お題目などのことを説明し、合掌の姿をポラロイド写真で撮影をしました。
ブース前を通り過ぎる信仰の異なる諸外国のスカウトたちも、私たちに合掌の姿で挨拶をしてくれました。信仰や言葉の壁を乗り越えて「合掌礼」で心が通じあえるものだというのを実感しました。
また、仏教への興味があるスカウトやリーダーからはいろんな質問が飛び交いました。スカウト活動での出来事を例にして分かりやすく説明すると大曼荼羅の世界観や「いのちに合掌」そのものが理解され、僅かばかりではありますが世界に向けて「日蓮宗」「法華経」「お題目」などの布教伝道が出来たものだと思っています。
中には「北欧やアフリカ大陸には日蓮宗寺院はありますか?」など日蓮宗に対して更に関心を持つスカウトもいるほどでした。
日蓮宗スカウト連絡協議会
事務局長 馬場玄翔