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宗務院からのお知らせ

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2013.05.30

日蓮宗社教連合会より「ティナー・サックスホーンの御礼」(平成25年5月)

【日蓮宗社教連合会より「ティナー・サックスホーンの御礼」】平成25年5月30日

先般のティナー・サックスホーンの寄贈の件につきましてはご協力誠にありがとうございました。コーディネートを行った宮城県仙台市妙法結社の阿部錬雄師より以下の書面をいただきましたので当会からの御礼を兼ねましてご紹介申し上げます。

日蓮宗全国社会教化事業協会連合会

東日本大震災(平成二23年3月11日午後2時46分発生)と大津波により、多数の犠牲者が逝くなり、また、家屋の流出がありました。
家を失い、家族を亡くし一人ぼっちになった人、財産の全てを失い、仮設住宅に居住せざるを余儀なくされている人達、通学していた学校の閉校、同級生の転校等で淋しい思いをする児童、生徒達、あらゆる艱難辛苦を与えられた東日本大震災。あれから2年3ヶ月を過ぎようとしていますが、心に傷を受けた人達はまだ本当の意味で癒されていないのが現状であります。
私達日蓮宗僧侶として、亡くなった多数の方々、遺族として残された人達に対して、被災地復興のため、何が出来るかを根底に考えて、行動することが大切で、継続していくが重要だと考えています。
今回、日蓮宗ポータルサイトを通じて皆様にご協力を呼びかけた山下中学校は、宮城県の南部に位置し、福島県相馬市との県境にある中学校であります。
この学校には270人程の生徒が学んでいますが、その3分の1の生徒90人程は仮設の家から通学しているとの事です。
吹奏楽部の生徒が失ったティナー・サックスホーンを歳末プレゼントとして送って下さった谷口様、そして体育館の天井が落下した折に壊れた体育館の備品でもあった安全ミラーを2台、東京南部社教会様からご寄贈頂き、心より厚く御礼申し上げますと共に、そのお心遣いに感謝する所であります。
現在、山下中学校で、その物品が活用され大いに喜んで頂いていることをご報告し、御礼と致します。

合掌
宮城県仙台市妙法結社
阿部錬雄
 

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