支援
2013.03.06
栃木県「震災復興支援活動」報告(平成25年3月)
【栃木県宗務所「震災復興支援活動」報告】
日程:平成25年3月6日~7日(一泊二日)
実施場所:宮城県松島湾・石巻市立大川小学校・南三陸町内各地
主催:栃木県宗務所
参加者:横山真康宗務所長以下僧侶18名、檀信徒103名の計121名
概要:松島湾貸切遊覧船上における慰霊法要並びに大川小学校・南三陸町内における慰霊復興支援購買活動
【活動内容】
栃木県宗務所では平成25年3月6日~7日(一泊二日)の日程で、「東日本大震災第参回忌慰霊団参」を開催し、僧侶檀信徒約120名が参加しました。
1日目となる6日は栃木県内各地からバス三台に分乗し松島湾へ向かい、津波被害による犠牲者・行方不明者が多数にのぼった同地にて、海上での諸霊追善のため、遊覧船を貸し切り「船上散華法要」を横山真康所長導師のもとに厳修しました。
導師による回向の後、この日のために準備した、水溶性の「お題目写経」約500枚、散華3000枚以上が参加した全ての式衆、檀信徒によって海に撒かれました。
その後、同じく津波によって児童達が犠牲となった石巻市立大川小学校へ移動し、慰霊碑の前で回向を行い、更に南三陸町内の各地を被災者である現地の語り部の案内にて廻り、防災対策庁舎などでも御回向を申し上げました。
2日目は、現地の経済面での復興支援というコンセプトのもと、まず気仙沼市内の「お魚いちば」を訪問しました。バスガイドによる「サービスエリアではなく現地でお土産を!」というかけ声にあわせ、参加者達はバスのトランクいっぱいなるほどのお土産を購入。
更に世界遺産に指定された平泉町の中尊寺・毛越寺を見学し、現地の商品を購入し、併せて今後改めて東北を訪れるためのきっかけを作り、今後も継続的に復興支援を行おうという思いを共有しました。