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宗務院からのお知らせ

支援

2012.06.09

新潟北部社教会第2次佐渡避難者支援活動報告

【東日本大震災佐渡避難者交流会「福島弁で語ろう」】

日程:平成24年6月9日(土)
        11:00~13:00 避難者間の交流会(立食パーティ形式昼食会)
        13:00~1700 大野亀トビシマカンゾウ観賞会

実施場所:万長ホテル(相川)

主催:新潟県北部宗務所社会教化事業協会・新潟県北部宗務所檀信徒協議会・協賛:佐渡絆の会・NPO法人「島の森と自然の会」・後援:日蓮宗宗務院伝道部(宗門運動復興支援活動)

参加者:避難者25名(10世帯)・富田宗務所長・檀信徒協議会渡辺会長・社協会会長・内局役員2名・NPO法人代表1名

実施内容:東日本大震災佐渡避難者交流会「福島弁で語ろう」と題して、避難者間の交流並びに避難者への心のケア・支援物資の提供を行いました。

【活動を通して】
東日本大震災より1年余りが経過し、被災・避難された方々のご心痛やご心労、今後の生活不安や悩みには、計り知れないものがあります。今後も長くその状況は継続することを余儀なくされると思われ、私共は被災者の方々のおかれている状況を忘れず、従来に増してあらゆる支援を行っていかなければと痛感しています。

(写真:渡辺和彦檀協会長)
現在、主に福島原発事故関連の被害により佐渡市に避難されている方々69名は、新潟県が借り上げた住宅にて生活をされていますが、本年3月で家賃を含む佐渡市よりの支援が打ち切られました。今後1~2年、新潟県が佐渡市に代り住宅費に限定して支援を行っていくことになっていますが、市民の間では日増しに避難者のことが忘れがちになってきています。しかし、避難者の方々は日々の生活や将来に対する大きな不安に加え、経済的負担の重荷も抱えているのが現状です。
当社教会では、佐渡で生活をされる避難者の方々の心の支えになれるよう、そしてささやかながら生活の支援を行うことを目的に支援活動を実施いたしました。『避難者間の交流の場が欲しい』との避難者からの声がきっかけとなり、避難者支援交流会を企画。詳細は下記の通りとなりました。昨年に引き続き第2回となる今回の支援事業は、檀信徒協議会のほか避難者自主組織「佐渡絆の会」との共催、地元NPO法人のご協賛、佐渡市ならびに地元ホテルのご協力をいただき、支援の輪を広げることも実現することができました。

(写真:富田所長)
以上、ここに謹んでこの度の震災佐渡避難者支援事業のご報告を申し上げます。(佐藤方紀:新潟県北部宗務所社会教化事業協会会長)

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