支援
2020.11.13
宗門運動災害復興支援活動活動報告書「豪雨災害大分日青災害支援活動」
1. 活動の名称:豪雨災害大分日青災害支援活動
2. 日程:令和2年7月11日~27日
3. 実施場所:場所 日田市天瀬、玖珠郡九重町、由布市湯布院
4. 主催:大分県日蓮宗青年会
5. 参加者:
日青会:延隆寺 首藤泰隆、蓮妙寺 弘瀬泰顕、妙栄寺 掛橋崇彦、一乗寺 杉本顕庸、法音寺 加藤圓清、法華寺 菊池明智、
本行寺 上木龍雄、 法心寺 佐々木智浩、法心寺 佐々木晶浩
日青会OB:妙栄寺 掛橋泰定、大船寺 浅井前臣・本光寺 田口瑶光、親蓮寺 加藤顕静・蓮正寺 飯盛儀教
6. 実施内容:
令和2年7月11日
場所 日田市天瀬
大分県内日蓮宗寺院からの物資を集めて天瀬振興局へ届ける。
災害のあった川沿いにある天瀬地区一体土砂などで家が埋もれ、町中、酷い臭いがする。
日田市の妙栄寺檀徒の家、一宮家より作業を開始。
荷物出し、泥だし、床板はがし。夕方16時大雨緊急避難で終了。
令和2年7月13日
場所 日田市天瀬
二手に分かれての作業
①妙栄寺檀徒の家、一宮家 洗浄機で床下清掃。水出し。
②うきは 本佛寺檀徒 南家。泥だし、荷物だし。
14時30分緊急警報で終了。
令和2年7月15日
場所 玖珠郡九重町 と 日田天ヶ瀬
九重・天ヶ瀬に分かれての作業
【九重】ボランティアセンターから指定されたところへ。他の一般ボランティアの方も2名参加。
床下浸水の家で、タンスや畳を移動させ、床板を剥がしての泥撤去作業。納屋の物を移動し腐った肥料や泥を撤去。
【天ヶ瀬】妙栄寺檀徒の家、一宮家 、うきは 本佛寺檀徒 南家、泥だし、床下の清掃が本日ほぼ完了。
令和2年7月16日場所 日田天ヶ瀬
【天ヶ瀬】作業が進んでなく人手が足りないところの作業。ボランティア 〔チーム大分〕と共同で作業。
ボランティアに慣れている方々との作業で勉強になった。
荷物だし、泥だしと随分はかどった。
令和2年7月17日 場所 日田天ヶ瀬
【天ヶ瀬】妙栄寺檀徒の繋がりの「あまがせ荘」を作業。
主に泥だし。大人数での作業だったが、被害がひどく途中で終了。
令和2年7月19日 場所 日田天ヶ瀬
【天ヶ瀬】17日に引き続き、「あまがせ荘」を作業。
主に泥だし。がれき撤去
令和2年7月20日 場所 日田天ヶ瀬
【天ヶ瀬】昨日引き続き、妙栄寺檀徒の繋がりの「あまがせ荘」を作業。
主に泥だし。
令和2年7月27日 場所 由布市湯布院 湯平温泉高尾荘
【湯平温泉高尾荘】日田天ヶ瀬、九重とも、一般ボランティアの作業は落ち着く。由布市湯布院湯平温泉でも一部土砂災害があったところあり。
温泉施設など民家でないところは、ボランティアが入らず、人手が必要な湯平温泉高尾荘での作業。主に手の届く場所の泥だし。瓦礫の撤去作業。
7. まとめ
【活動を通して】
天瀬、九重・湯布院、全ての豪雨災害があった地域の住宅、泥が入り込み、仏壇、全ての家具も使えなくなり荷物を全て撤去してから床板をはいでの泥だし作業が必要で重労働だった。臭いなどもきつく、うまく休憩を入れながらの作業を心がけた。
我々が作業を開始して数日経ってボランティアセンターが立ち上がったが、コロナのため、大分県内の人しか作業ができないため、なかなか人数が集まらないこともあった。
ボランティアセンターからは、民家しか派遣されず、温泉地の温泉宿などはボランティアが集まらないので、途中から温泉宿などを重点的に作業した。
泥だし、荷物出しは、なにより人手が必要なので、他のボランティアチームとも協力して行った。
その場所に応じて必要になる道具がある為、買い出し班を設けて、現地で道具を揃えることも多かった。
僧侶として、休憩時間、住民の方との話もとても重要だった。
これからの不安や、今までの思い出など沢山の話を聴かせてもらった。
僧侶がボランティアに来てくれて、一緒に作業をしてくれること。仏壇の閉眼・撤去をしたこと、大変喜ばれた。