支援
2016.06.13
宗門運動災害復興支援活動報告『釜石市へ桜を送る運動』
① 主催団体
日蓮宗千葉県西部宗務所
② 活動期日
a.平成 27年 5月 26日~ 10月 31日
b.平成 27年 11月 3日~ 10月 4日
③ テーマ
『釜石市へ桜を送る運動』
④ 活動場所
日蓮宗千葉県西部宗務所 管内寺院 他
⑤ 参加人数
a.桜苗木費用支援者 317名、桜苗642本、1,930,000円
同上 52名、桜苗57本、173,000円(〆切後に届いた分)
参加人数には寺院名等の団体を含む。別に添付のExcelファイル(シート2枚)
b.支援金贈呈と視察と慰霊 5名
宗務所長:土井了真、
伝道担当事務長:月崎了浄、
宗務担当事務長:近藤良雄、
会計:吉荒貫秀、山本典征
⑥ 実施内容
a.募金活動
当宗務所では、平成23年秋から東日本大震災被害の大きかった東北3県での慰霊法要を主眼に、経済的な側面支援の思いをこめて慰霊団参を4年間続けてきましたが、本平成27年度は、平成26年10月に慰霊法要の会場をお貸し頂いた釜石市・仙寿院様を事務局として活動しておられる「釜石に桜を植える会」(会長・中川 淳氏)の活動に協賛し、桜の植樹費用(1本3,000円)の支援金を勧募することを千葉県西部宗務所管内寺院・檀信徒にお願いしました。
檀信徒協議会の総会でも協力を呼びかけたところ、理事・安藤矗勇氏のご紹介で茂原市にあるショッピングプラザ「アスモ」(社長・麻生和男氏)様から、お店での募金活動による独自支援(茂原市への避難者に生活用品寄贈)の余剰72万円を寄託頂きました。
寄せられた植樹支援金
平成27年10月30日時点で、桜の植樹支援金・642本分1,923,000円
平成28年3月30日時点で、桜の植樹支援金・57本分173,000円
b.寄せられた支援金を被災地へ贈呈。
平成27年11月3日
岩手県釜石市、ホテル宝来館の女将さんより震災当時の状況をスライド写真などを使いながらお話頂き、また、現地の高校生が製作した、震災当時から昨年までの復興の歩みの動画を見せて頂きました。さらに偶然、職場体験に来ていた中学生男子(当時は小学生)の震災時の体験を聞かせて頂きました。
次に、仙寿院 本堂にて千葉県西部宗務所で勧募した桜の植樹支援金・642本分1,923,000円を「釜石に桜を植える会」会長 中川 淳氏に贈呈しました。(うち40本は大槌町・蓮乗寺近隣に植樹をお願いしました。)
釜石市のかさ上げ工事と桜苗木植樹の進捗状況などのお話しをお聞きし、桜の植樹予定地の1つであるグリーンベルトとして整備の進んでいる釜石湾沿岸の地に出向き、仙寿院住職芝崎恵應上人と中川 淳会長から復興事業の現状をご説明頂きました。
さらに、平成26年秋第4回復興支援慰団参で慰霊に訪れた大槌町・蓮乗寺へ参拝し、復興状況についてお話しを伺いました。
平成27年11月4日
震災を風化させないために、南三陸ホテル観洋でおこなっておられる、スタッフが未だ震災・津波被害の残る南三陸町をバスで案内する『語り部バス』に参加し、慰霊と復興状況について見学をしました。
平成26年3月第3回復興支援慰団参で慰霊法要を営んだ 旧大川小学校を訪れ慰霊の祈りを捧げました。
⑨活動風景
管内での勧募活動用のポスター
管内での勧募活動用のチラシ
茂原ショッピングセンターアスモ様より72万円の支援金を寄託頂く
上記のことを掲載した読売新聞
平成27年11月3日 釜石市・仙寿院にて法味言上
平成27年11月3日 釜石市・仙寿院にて
「釜石に桜を植える会」会長 中川 淳氏に桜苗木の支援金を贈呈
平成27年11月3日 釜石市・仙寿院にて
「釜石に桜を植える会」会長 中川 淳氏より釜石市の復興状況について説明をうける
平成27年11月3日 釜石市・桜の植樹予定地の1つであるグリーンベルトとして整備の進んでいる釜石湾沿岸の地を視察
平成27年11月3日 大槌町・蓮乗寺。かさ上げ工事の進捗状況がはかばかしくない町の状況とそれによる境内整備の進まない蓮乗寺の状況を視察。
平成27年11月4日 南三陸ホテル観洋でおこなっている「語り部バス」で南三陸町内を視察。
平成27年11月4日 石巻市大川小学校を訪れる。
平成27年11月4日 石巻市大川小学校にて読経し回向を捧げる。