宗務院
2013.02.12
「寺院活性化コンペ」アイデア実現プロジェクト結果発表
昨年度の「第1回地域社会のためのお寺の活用アイデア募集」で皆さまから寄せられたアイデアを実際にお寺で実現するプロジェクトとして、平成24年10月1日~12月10日まで、「アイデアを実現する企画、あるいはアイデアを参考にして新たに取り組む寺院活動の企画」を募集しました。
以下の通り、審査の結果、支援寺院が決定いたしましたので発表いたします。
アイデア実現プロジェクト
【応募総数】6通
【審 査 日】平成24年1月18日
【審 査 員】過疎地域寺院活性化検討委員会委員
【審査基準】 ・アイデアの実現性
・アイデア実現への熱意
・(地域・お寺への)活性化の効果
【支援寺院】 2寺院
支援寺院
愛知県 本覚寺(応募者:伊藤秀温師)
『月イチ会』
【参考にしたアイデア】
「交流が目的の会」、「境内伽藍の開放」
【概要】
お寺と縁の無い人が、境内へ足を踏み入れられるよう、毎月1度ずつ内容の違うイベントを行う。特に若い人(20代~30代)が興味を持ちやすいものを選び、次世代の人と寺院の距離を近づけることを目的とする。
支援寺院
長崎県 本立寺(応募者:高野光尊師)
1、『終活支援 寺院・葬儀についての講演会』
【参考にしたアイデア】
「エンディングノート作成」「お寺のことを知りたい」
【概要】
話し手のメリットとしては、檀信徒でない幅広い人たちに仏教・寺院・僧侶に親しんでもらう機会になり、聴衆の(一般的な)メリットは宗教に対する知的好奇心を満たし、エンディングノートというお土産を作成し持って帰れる所にある。勿論その後の精神的な安心などのメリットもある。「檀家、寺院に依存しない僧侶」が口頭布教出来る場としては、会議室やホールを使っての講演会が手軽であると思う。駐車場が広くて車で来やすいというのがポイント。
2、『町で宝探し』
【参考にしたアイデア】
「お寺で宝探し」「地域を巻き込んでのゲーム」
【概要】
商品付きの謎解きスタンプラリーを行う。対象は主に子供。夏休みにスタート出来るようにする。まずは台帳を販売または配布。ヒントを元にチェックポイントを探してスタンプを押す。チェックポイントをお寺にすればお寺に人が寄り、商店街にすれば店に人が寄る。子どもも自分たちの町の事を知ることができるので町と人の結びつきが期待できる。