じつは身近な仏教用語

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有る事が稀である、滅多に無い事、という言葉から「有り難し」「有り難い」と使われるようになったと言われます。

仏教に由来する言葉だとされ、経典でもしばしば使われます。

例、人間として存在する事は有り難い(難しい)、死すべき存在でありながら寿命がある事は有り難い(難しい) 『Dhammapada 182.』

この様に、私たちが日常で「当たり前」と思っていることも実は有り難い、稀な事であり、そこに感謝する事が大切だと説かれます。

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