じつは身近な仏教用語

挨拶

【あいさつ】

〈挨〉も〈拶〉も押す、迫るという意味があります。

宋代頃から見える口語表現で、群衆が他を押しのけて進む意味。禅では、相手の悟りの浅深をはかるために問答をしかけることの意味に用います。転じて、日本では応答・返礼などの意味に用いられ、また出会いや別れの時の親愛の言葉や動作のことを一般に〈挨拶〉というようになりました。

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