じつは身近な仏教用語

往生

【おうじょう】

一般に「往生する」といえば、閉口すること、困り果て諦めること、また死ぬことを表します。

死に際の意味で「往生際」という言葉のありますが、これは浄土教で「臨終の正念」が説かれ、正しい念慮や信仰をもって死に臨むことの大切さが教えられる事から、往生際という言葉が生まれました。

元々は極楽浄土に生まれ変わることを往生といいます。

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