じつは身近な仏教用語

砂糖

【さとう】

【s:śarkara(シャルカラ)】

甘みを持つ調味料として家庭に浸透していますが、元々は沙糖と書き、8世紀奈良時代に日本に伝わった外来語の一つです。

サンスクリット語[śarkara(シャルカラ)]の訳語であり、沙は音写、糖は意訳なので、サンスクリット語と漢語の合成言葉です。

シャルカラは俗語に変化した後、ペルシャ語、アラビア語、中世ラテン語を経て、英語のsugarとなったので、sugarと日本語の砂糖はサンスクリット語という同一語源の言葉となります。

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