じつは身近な仏教用語

堂堂廻り

【どうどうめぐり】

一般的には、議論などが同じところをから回りして発展しないことを指します。

同じことの繰り返しを指す言葉です。

元来は、神仏に祈願して、寺社の諸堂のまわりを巡りあるくことをいいます。

何度もぐるぐる巡ることから〈度度めぐり〉を当てた例もあります。

後に多くの子どもが手をつないで円陣をつくり、一箇所をぐるぐる回る遊びの名称にも用いられました。

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