じつは身近な仏教用語

利益

【りえき】

一般的には「りえき」と読みますが、仏教語としては「りやく」と読みます。

仏の教えに従って得られた恵みや幸せのことを指します。

サンスクリット語[s:upakāra(ウパカーラ)][s:artha(アルタ)]などが当てられます。

いずれにしても「ためになること」を表します。

菩薩からの霊験を「ごりやく」と言います。

利益には自利(じり)と利他(りた)があり、自利の利益を功徳、利他のそれを利益といいます。

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