じつは身近な仏教用語

【こう】

もとは仏典を学び、また教えについてディスカッションする集まり。

論議の集会は講演などと呼ばれます。

講の次第を講式とも呼ばれ、鎌倉時代には講の儀式の時に節をつけて読誦する文章を指すようになりました。

時代を経て室町時代に起こった和讃のもとになったのが講式です。

江戸時代には念仏講、観音講など庶民の信仰的な集いや、一般的な集まりも講と呼ばれるようになりました。

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