じつは身近な仏教用語

魂魄

【こんぱく】

人間の体に宿ってその活動をつかさどる神秘的な力やたましいを指します。

〈魂〉は人間の精神の働きを司る陽気の神霊。

〈魄〉は肉体を司る陰気の神霊です。

人が生きている間、魂魄はその身体にとどまっていますが、死ぬと身体から離れ、魂は天に昇り、魄は地に帰ると考えられていました。

索引へもどる