じつは身近な仏教用語

一大事

【いちだいじ】

「一大事」と言いますと、私たちは普段「ただならぬ事、大事件」のような使い方をしますよね。
実はこの「一大事」という言葉も元を辿ると仏教の教えに起因する言葉なのです。

仏教用語としての一大事は、

ただ一つの重大な事柄、または仕事の意味になります。

法華経方便品では、一切衆生に対して仏の智慧を開き示し悟らせ、その道に入らせることが「一大事」とされ、その目的の為に仏がこの世界に出現するとされています。

つまり仏様の大仕事の意味で使用する「一大事」が元々の意味となります。

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