じつは身近な仏教用語

【いらか】

【p:iṭṭhaka】

カワラの古い呼び方であり、瓦屋根を指します。

一見仏教とは関係無い言葉のようですが、原語はサンスクリット語[iṣṭaka(イシュタカ)]のプラークリット、パーリ語の[iṭṭhaka(イッタカ)]に由来し、どちらも〈瓦や煉瓦〉という意味です。

イッタカのタが半舌音でありラ音に近いので、イラカと発音されました。

仏教伝来と共に屋根葺材として日本に輸入されました。

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