じつは身近な仏教用語

按摩

【あんま】

【s:paripīḍana】

現在はマッサージと同義語として用いられる言葉です。

奈良時代の『医疾令(いしつりょう)』には、按摩の職分として外傷・骨折の治療も含まれていたが、現代では「もみ治療」だけが伝わっています。

原語はサンスクリット語[paripīḍana(パリピーダナ)]であり、(身体を)あまねく圧する事を意味します。サンスクリット語での表現がある事から「もみ治療」は古くインドでも行われており、仏教の伝来と共に日本に伝わった可能性が高いと言われます。

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