じつは身近な仏教用語

供養

【くよう】

【s:pūjā】

「供養する」「供養になる」など、動詞として用いるのが一般的です。

サンスクリット語の語根、敬うという意味の[√pūj(プージ)]からつくられた言葉[pūjā(プージャー)]の訳語が供養となります。

元々は尊敬や敬意を表します。

プージャーは、仏様に華や香りを捧げ、供える事から、後には死者の霊を祀って供物などをお供えする事も指すようになりました。

元々の意味にある通り、慣習や形だけの供物や儀式はプージャーになりません。

そこに尊敬や敬意、気持ちが重なってプージャーになるという事を心得ておきましょう。

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