じつは身近な仏教用語

退屈

【たいくつ】

日常の言葉としては暇で飽きあきすることを言います。

動詞として「退屈する」という形で用いる事が一般的です。

元々の仏教の用例としては、求道心(ぐどうしん)が退き屈した状態を表します。

仏道修行に挫けてしまい、疲れて嫌気がさしている状態です。

サンスクリット語としては[kheda(ケーダ)]怠惰という言葉や、[hīyaṃana(ヒーヤマーナ)]捨てられつつあるという言葉が多く使われます。

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