じつは身近な仏教用語

舎利

【しゃり】

【s: śarīra】

日本ではお米の事を、「シャリ」や「銀シャリ」と表現する事があります。これはサンスクリット語śarīra(シャリーラ)からの音写です。

śarīraとは骨組・構成要素・身体を意味します。このシャリーラが複数形になると遺骨という意味も表します。小粒で白く綺麗なお米が、お釈迦様のご遺骨である仏舎利(ぶっしゃり)のようだという事から、お米の事を「シャリ」と呼ぶようになったと言われています。

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