じつは身近な仏教用語

金輪際

【こんりんざい】

大地の一番底の所。

仏教の「須弥山(しゅみせん)」という世界観では、大地は虚空に浮かぶ、風輪・水輪・金輪の上に載っているとされます。

その最上層である金輪と、その下の水輪との際は、金輪の際なので「金輪際」と呼びます。

転じて、ものごとの最後の最後まで、徹頭徹尾の意味に用いられるようになりました。

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