じつは身近な仏教用語

作務

【さむ】

一般的には作務衣(さむえ)として知られる言葉で、作務をする時に用いる作業着です。

作務とは、農耕作業や掃除などの肉体労働を指します。

元々の戒律によれば、比丘(びく)が労働に従事することは禁止されていましたが、禅門では自給自足を原則とし、皆が共同作業することを修行として重要視します。

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