妄想
一般的には「もうそう」と読みますが、仏教語としては「もうぞう」といいます。
勝手な空想を巡らすこと、誤った見解、真実ではないものを真実とする考えを指します。
凡夫の心のはたらきは、煩悩によって心が曇らされている限り、すべて妄想となるので禅では、心のはたらきを放棄することを説く。
妄想はサンスクリット語[vikalpa(ヴィカルパ)]の訳語であり、ヴィカルパには分別という別訳もある通り、正しくない推量的な判断、間違った判断を表します。
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じつは身近な仏教用語
一般的には「もうそう」と読みますが、仏教語としては「もうぞう」といいます。
勝手な空想を巡らすこと、誤った見解、真実ではないものを真実とする考えを指します。
凡夫の心のはたらきは、煩悩によって心が曇らされている限り、すべて妄想となるので禅では、心のはたらきを放棄することを説く。
妄想はサンスクリット語[vikalpa(ヴィカルパ)]の訳語であり、ヴィカルパには分別という別訳もある通り、正しくない推量的な判断、間違った判断を表します。