じつは身近な仏教用語

琵琶

【びわ】

【vīṇā】

胡琴(こきん)とも呼ばれる、東アジアの中国、朝鮮、日本などで用いられる和楽器の一種類です。

この語源はサンスクリット語[vīṇā(ヴィーガー)]の音写であり、仏教とともにインド、中央アジア、中国経由で奈良時代に唐から伝えられました。

日本では、広義の僧侶ではありませんが仏教教団に属し、衣を身につけ、琵琶を演奏しながら経典を読む、または物語を語り歩く〈琵琶法師〉が有名です。

そのような歴史からも、仏教に縁の深い楽器の一つです。

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