じつは身近な仏教用語

智慧

【ちえ】

【s:prajñā】

端的に言うと様々な「気づき」を指します。

知識は知る事によって得る事が出来ますが、智慧は体験・経験によって得るものです。

日常生活を意識的に行動すると様々な気づき(智慧)を生みます。

行動によって得た気づきは、その人の体験・経験です。

経験による様々な気づきにより、今まで気づかなかった“角度”や“視点”でモノゴトを捉える事が出来るようになります。

今までと違う角度でモノゴトが見えてくるというのは「ココロ」が変化してきた証拠です。

その気づきはイノベーションの源泉となり、自分の経験によるものなので自信へとつながります。

また、生まれた気づきを記憶する事も大切です。

ブッダは瞑想により得た智慧を記憶に留め、瞑想から出て行動に移しました。

せっかくの気づきも逃してしまってはもったいない。

記憶したり記録しましょう。

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