じつは身近な仏教用語

閻魔

【えんま】

【yama】

一般的には閻魔というと、地獄の裁判官としてイメージするかと思います。

サンスクリット語のyama(ヤマ)の音写で、エンマと呼ばれるようになりました。

古くは古代インドの聖典『リグ・ヴェーダ』の神話の中で、死後の安楽な場所での王者として描かれていましたが、ヒンドゥー教の影響で閻魔は仏教に取り入れられ、さらに中国の道教などの影響をうけながら複雑な性格をもち、今日のイメージへと至りました。

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