じつは身近な仏教用語

阿弥陀

【あみだ】

【s:Amitāyus,Amitābha】

大乗仏教のおける重要な仏の一つ。

原語のAmitāyus(アミターユス)は「無限の寿命をもつもの、無量寿」、Amitābha(アミターバ)は「無限の光明をもつもの、無量光」の意味で、どちらも「阿弥陀」と音写されました。

阿弥陀信仰を主題とする経典として「無量寿経」「観無量寿経」「阿弥陀経」の浄土三部経があり、これらにもとづいて浄土教が成立しました。

「あみだくじ」という言葉の由来は諸説ありますが、くじの形式が阿弥陀如来の後光・光背に似ているから、という説もあります。

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