令和2年3月
モザンビーク共和国 スラムの学び舎・寺子屋での平和教育プロジェクト
団体名:一般社団法人モザンビークのいのちをつなぐ会
事業名:モザンビーク共和国 スラムの学び舎・寺子屋での平和教育プロジェクト
支援金額:20万円
【団体紹介】
最貧困国モザンビーク共和国の中でも貧困率の高いカーボデルガド州のペンバのスラム地区に事務局を構え、貧困層のQOLの向上を目的に、モザンビーク人青年有志とともに、子どもたちへの教育活動や公衆衛生活動、環境保全活動、食育活動等、真の草の根活動を行っています。
【活動内容】
教育活動:スラムの学び舎・寺子屋及び事務局での子どもを主体とした教育活動
公衆衛生活動:子ども公衆衛生教育、井戸とトイレの設置
環境保全活動:ペンバ環境美化活動、子ども環境保全ワークショップ
食育活動:モリンガの栽培、欠食児童への配食
国際相互理解推進活動:アフリカ・マコンデ民族の音楽と文化交流ツアー
緊急支援活動:テロ被災者、サイクロン被災者に対する衣料・食糧等支援
【支援事業について】
当会活動地モザンビーク共和国カーボデルガド州は、日本企業も参入する天然ガス開発地域で、2017年10月に勃発したイスラム過激派のテロ攻撃が激化しており、死者600名以上、避難民10万人もの被災者を出しています。
アフリカの資源開発と、資源がもたらされる日本。テロや紛争を生み出し、今も死傷者を出している現状を、より多くの人に知っていただくための広報活動を行います。
【社会へ向けて】
マハトマ・ガンジーが記した「七つの社会的罪」には、
「理念なき政治」「労働なき富」「良心なき快楽」「人格なき学識」「道徳なき商業」「人間性なき科学」「献身なき信仰」が示されています。
先進国、後進国に関わらずすべての国、すべての人たちにとって、社会が穏やかで平和な状態を目指して、この七つの社会的罪、つまりは社会の脆弱性を生み出す仕組みを皆で解消・解決していくことで、歪みが小さくなり皆が安寧を感じられる世の中を創り出していきたいと思っています。