平成26年8月8日
集いの場交流イベント「んめぇのあっと市」の開催
団体名:仮設店舗 七の市商店街
事業名:集いの場交流イベント「んめぇのあっと市」の開催
支援金額:12万円(26年8月)
【団体紹介】
七ヶ浜町が中小企業基盤整備機構からの補助金を受け、震災で流出被害を受けた個人事業主の事業再建を目的に仮設店舗を設置。以降、7店舗の店主が連携して「七の市商店街」を設立。事業所の再建と共に、町内の応急仮設住宅421戸の入居者の孤独死や生活不活発病防止を目的に、近場で気軽に買い物や交流が楽しめる『集いの場』として商店会を機能させることを決定。また、町外からのボランティアや研修希望者の受け入れ、復興イベントへの参加等を通じて、七ヶ浜復興の情報発信基地としての役割も果たしている。
【活動内容】
(各店主が)各店舗運営
・集いの場交流イベント「んめぇのあっと市」の企画・運営(月1回)
・商店街の運営向上に向けたミーティング「七の市商店街定例会」実施(月1回)
・集いの場づくりのための各店舗内の環境整備(テーブルやソファーの設置、お茶出しなど)
・町内外のボランティアや研修生の受け入れ(被災直後の体験談や復興状況の説明など、語り部としても活動)
・商店街グッズの開発と販売(七ヶ浜バーガー、七ヶ浜ビスケット、ステッカー、バッチなど)
・町内外での復興イベントへの参加 など
【支援事業について】
毎月1回、町民200名~300名の集客を目標に「んめぇのあっと市」を開催します。応急仮設住宅の高齢者はもちろんのこと、周辺地域の子ども・主婦・男性なども気軽に足を運び、町民が集い、交流し、楽しめる機会を提供することで、商店街が地域の人を繋ぐ新たな資源の一つとして機能することを目指します。
【社会へ向けて】
このイベントを行うことで、応急仮設住宅に住む高齢者の孤独死や生活不活発病防止の一助となると共に、震災後に離れ離れになってしまった被災者同士の再会の場や、「被災した人」「被災していない人」の間に生じた見えない壁を取り除き、互いの交流を深める機会となることが期待できます。また、利用者が固定化し、仮設住宅に設置されている集会所に行きずらさを感じている人でも、気軽に足を運べる場としても機能できると考えます。