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あんのん基金

平成26年1月10日

バングラデシュ、チッタゴ丘陵のジュマ児童奨学金支援事業

jumma Net

団体名:jumma Net

事業名:バングラデシュ、チッタゴン丘陵のジュマ児童奨学金支援事業

支援金額:20万円(26年1月)

【団体紹介】

バングラデシュ、チッタゴン丘陵地帯における先住民族とバングラデシュ政府との間で続いている対立を緩和し、具体的に平和を促進するために、有志が集まり2002年3月に設立されました。

【活動内容】

バングラデシュ、チッタゴン丘陵問題を日本国内で伝えるとともに、紛争解決と和解促進のための話し合いの場作り、襲撃事件発生時の緊急支援、また紛争によって被害を受けた人々の支援を行っています。特に先住民族の中でもさらに弱い立場に置かれた女性と子どもを対象に、現地NGOの活動支援や、親を亡くした子どもたちへの奨学金支援などを行っています。

 

【支援事業について】

バングラデシュ、チッタゴン丘陵では、1970年代から先住民族とバングラデシュ政府の間で続いている紛争と民族対立によって多くの犠牲者が出ており、たくさんの子どもたちがその被害を受けてきました。特に直接的に襲撃事件の被害を受け、親を亡くしたり、本人も傷を負った子供は勉学を続けることが困難となってしいます。そういった子どもたちが勉学を続けられるよう、奨学金支援を行います。

【社会にむけて】

紛争と民族対立によって頻発する襲撃事件の被害を受け、親を亡くしたり、子ども本人が傷を負った場合、経済的、社会的な理由から、勉学を続けることが困難となります。そのことが被害者をさらに弱い立場へと追い込み、立ち直ることを難しくさせてしまうのです。本事業を通して奨学金支援を行うことで、子どもたちが勉学を続けられるよう手助けすることにより、将来的に進学や就職など様々な面で厳しい状況に置かれるケースをできるだけ減らしていくことを目指しています。そして本人の希望する形で社会へ出ることを阻まれない状況をつくることで、当該児童・生徒の夢や人生を守るとともに、バングラデシュにおける民族間の勉学・就業機会の均等や、同国の健全な経済発展にも寄与するものと考えます。

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